打ち合わせの日。作品を生で見てもらい色々な気付きがあった。半光沢紙と光沢紙の明白な違い。それによってどれだけ作品の見え方が変わるか。身をもって感じるととても良い。わたしたちは固定概念に常にとらわれている、ということも改めて痛感した。(そしてそれが案外面白く感じたのでリサーチしてみようかな。)痣だと知った瞬間からもうそれが”痣”にしか見えなくなる人。果物とそれに群がる蟻の写真を用いてコラージュを制作しているときに、弟が蟻の大群の写真をずっと種だと思っていたこと。(弟よそれでいいのだ。)みんなにも自分にも常に赤ちゃんのような視点でいてほしい。それは痣でも蟻の大群でもない他のなにかかもしれないから。