2020/1/8 ヤクルト1000を飲んでもストレス緩和しない

2020/1/8 ヤクルト1000を飲んでもストレス緩和しない

このブログを読んでくれている人、あけましておめでとうございます。今年も小野久留美をどうぞよろしくお願いします。

年末年始のわたしはというと、

年末に川上未映子さんのきみは赤ちゃん、と稲垣栄洋さんの生き物の死にざま、という本のちゃんぽんをくらい、大変悶々としていた。前者の本は、人間の(川上さんの)出産記録や子育てについて書かれていて、一方で後者は、動物の生まれてから死ぬまでがいろいろな動物ごとに分かれて書かれている。動物の生死がとにかくすごすぎて衝撃&感動!とともに、なんで人間は子供を産む(産むことが良しとされている)のだろう?という答えのないような疑問が湧き上がってきた。(川上さんが書いていた通り人が子を産むのは完全なエゴであると思うが。)キリスト教でも子を産み家族をつくりなさい的なこと言ってるけれど、人間がいない方が自然も動物も地球もより良くなるじゃん。あ、グノーシス主義の人の考えがとてもよくわかるわ。とちゃんぽんくらってより深く思ったのだ。それですごく悶々としていて、年始に会った友人にこの話をしたら「自分は宇宙そのものである」という考えについて教えられ(それは仏教でいう梵我一如らしい)、日常生活の中でいつでもそういう気持ちでいられたらいいね!修行僧じゃないんだから無理か!という理想郷も加わりつつ。。。後日悶々としたまま入った書店で、なんと!反出生主義について考えるという本を見つけ購入。悶々としていたところにその本に出会ったので多分いま読むべき本だ。わたしは反出生主義者ではないが、腑に落ちたいことがたくさんあるし、疑問もたくさんある。ネタバレにならない程度に書くと、まさに上記で書いたようなわたしが疑問に思っていたことがいろいろな視点から考察されていた。例えば、釈迦の死生観や、キリスト教と仏教の比較からみた反出生主義、現代におけるグノーシス主義、などなど。いままであったもやもやが晴れたような気がした。共感はできなくとも理解することはできるし、自分が抱いた疑問のアンサーがそこにはあった。
良い2020のスタートをきったぞ、わたし。

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どちらもめちゃくちゃおもしろいので是非読んでもらいたい!
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救世主📚