2021 6/9 くまのこ見ていたかくれんぼ

2021 6/9 くまのこ見ていたかくれんぼ

個展も無事、大盛況のうちに閉幕してホッと一段落している。本当は一段落した感覚はまだなくて、というのは次回は二人展が迫ってきているからだ。忙しくしていることは成功への道だと思うので心地は良いけれど、体調には気をつけつつやっていかねば。制作も程よくできる間隔で次の作品お披露目の機会をいただけているのは有り難い。

個展を通して気づいたおもしろ事案がたくさんある。今日忘れないようにここに書き留めておきたいことは、作品の展示する向きについて。今回のメインビジュアルにもなっていた梅の作品のひとつ、終わってから気づいたが(今日気づいた)、向きを逆に展示していた。それも違和感なく。(ギャラリーの人も見に来た人も何も言っていなかったので違和感なかったのだと思う)画像として画面上で見たときはこの向きだ、と思って提出していたけれどいざ展示するという搬入のときには、この向きで飾るんだ、という謎のしっくり感があったのだと思う。完全に無意識?違和感なく展示し、有り難いことに誰かのもとに旅立っていった。今は完全にこの向きだ!(展示した際の向き)と自分の中でなっている。

わたしの作品の向きについては前々から考えていたのでこれに気づいたときは個人的に一層おもしろかった。以前にわたしの作品を購入してくれた方も、わたしが予期していなかった向きでお部屋に飾っていたし、わたしの祖母も作品の写真を逆さに(制作者のわたしから見たら)飾っていた。みんなにはこう見えているのか、とおもしろいのでこれからもみんなには好きな向きで飾ってほしい。